便秘は大きく分けて2種類ある

jyosei-4ひとつめは、「機能性便秘」機能性便秘は急性便秘と習慣性便秘に分けられます。

もうひとつは、病気によって起こる「器質性便秘」です。

 

女性が悩む便秘のほとんどは、機能性便秘のなかにある習慣性便秘です。

 

また、習慣性便秘は、一般的に大きく3つに分けられます。

あなたの便秘はどのタイプですか?探してみてください。

 

1 直腸性便秘

腸が便を押し出す力が弱くなって起こる便秘。直腸までは便が下りてきているのに、便意が起こらないために便秘になる。運動不足の人、高齢者や出産を経験した女性に多い。

 

2 弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)

大腸全体の運動機能が低下して起こるタイプの便秘。「おなかが張っているのに排便できない」のが特徴。便意を我慢している人や痔などをかかえている人に多い。

 

3 けいれん性便秘

自律神経のバランスが崩れることによって起こる過敏性腸症候群のひとつ。ストレスから結腸の緊張が異常に高まって起こる。コロコロとした硬い便が出る人、ストレスを感じやすい人に多い。便秘と下痢を繰り返すのが特徴。

 

この3つ以外にも、ダイエットブームから、便のもとになる食べ物が少なくて便が作れないタイプの便秘などもよく見かけられるようになりました。

 

便秘のタイプ改善方法

便秘のタイプで改善方法は違ってきます。便秘のタイプに合わせて改善しましょう。

急性便秘の改善方法

水分と食物繊維をたっぷり摂る。リラックスを心がける。

 

習慣性便秘

○直腸性便秘

不溶性食物繊維を多く摂る。便意を感じたらトイレに行く。我慢しないこと。

○弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)

不溶性食物繊維を多く摂る。水分をじゅうぶんに摂る。刺激物はほどほどにする。

○けいれん性便秘

アルコールや冷たいもの、脂っこいものを控える。水溶性食物繊維やオリゴ糖を多く摂る。睡眠をたっぷりとる。

 

jyosei-5便秘の改善には、腸内環境を善玉菌(ビフィズス菌)優位にすることが基本となります。軽症から中等症の便秘であれば、自分で治すことができるケースがほとんどです。中でも、排便力を身につけ、高めるために毎日の食事の内容がきわめて重要になります。

日常的に好んで摂取しているたんぱく質や脂質、炭水化物などは善玉菌のエサにはなりません。善玉菌が好むのは、私たちがエネルギーにすることの出来ないオリゴ糖や食物繊維なのです。腸に元気よく働いてもらうために腸が喜ぶ食材を摂取するように心がけてください。

また、器質性便秘については、大腸がんや大腸ポリープ、子宮筋腫や卵巣膿腫といった可能性もあるので医師の診断と治療が必要です。

 

 

さまざまな原因が積み重なって便秘は悪化する

akudamaトイレをガマン

akudama不規則な生活

akudama生理前

akudamaストレス

akudama加齢

加齢により腸の筋肉が弱くなることから、60歳を過ぎると便秘が増えることもわかっています。

上記のような原因が積み重なると便秘はどんどん悪化します。

便秘気味の女性が将来病気になる可能性は高いともいわれています。腸内の環境が悪いと、風邪をひいたり体調を崩しやすくなる原因にもなります。偏った食事も大いに関係があるのはもちろん、身近に原因がたくさんあふれています。

食事から便のもとをつくり、肛門に押し出しているのは腸です。そして、腸の働きは脳の働きと連携して便をスムーズに出しています。大腸の働きが良い人は規則正しい便通はもちろん、老廃物を効率よく排泄しているので、とても健康です。腸内の善玉菌も多いので病気に対する免疫力も強く、病気にもかかりにくいでしょう。